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御挨拶


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 静岡県の要請により2016年度に設置された地震予知部門は、本年度から自然災害研究部門へと改組されました。地震の研究だけではなく、津波や火山、風水害など様々な自然災害を研究し、県民に向けて、これまで以上に分かりやすく情報発信する組織へと生まれ変わります。

 本部門の活動には大きな柱が二つあります。
一つ目の柱は、本県の地の利を生かし、高い山々の富士山及び南アルプスから深い海の駿河湾まで静岡県の自然すべてを対象とした地震・津波・火山・風水害など自然災害に関する調査研究です。
二つ目の柱は、その成果を講演会などで披露し、また気象庁や研究機関が持っている様々なデータや災害に関する情報を発信し、県民の防災意識の向上に貢献することです。これらをもって、県民の安全を守る学術的基盤を提供します。

 この活動を促進させるために、当該分野の第一級の研究者を客員教授として招聘しました。その方々は、静岡大学防災総合センターの岩田孝仁氏、東海大学海洋研究所の長尾年恭氏、海洋研究開発機構地震津波予測研究開発センター長の堀高峰氏、中部大学国際GISセンターの井筒潤氏です。また学内から尾池和夫学長、酒井敏副学長も名前を連ねています。さらに、本学の学部/大学院とも連携して、災害時に活躍できる人材育成にも取り組む予定です。

 SDGs(持続可能な開発目標)にも「14. 海の豊かさを守ろう」「15. 陸の豊かさも守ろう」がありますが、そのような海や陸を私達の環境の一部と再認識して暮らし、自然を深く知りその特性を活かして、さらに自然災害にも備えることが重要です。SDGsの主要課題である「誰一人取り残さない」社会の構築のためには、誰もが安全に安心して暮らせる環境条件を追究して行く必要があります。本部門では、これまで解決が困難だった研究に挑戦して、”本当の意味”での「誰一人取り残さない」社会へゲームチェンジすることを目指します。



2022年5月
自然災害研究部門代表  鴨川仁、楠城一嘉