静岡茶の世界を考える懇話会
静岡県は、広い視野を持ち、様々な分野で魅力的な活動を展開している文化人、経済人など多彩な人材に溢れています。こうした方々が集い、地域の新たな課題やその解決策等について自由に情報や意見を交換する場-懇話会(サロン)-を開催しています。
2018年2月からは、静岡県やお茶にゆかりのある有識者が、茶をめぐる社会経済・歴史文化など幅広い話題について話し合う「静岡茶の世界を考える懇話会」を開催しています。
2018年2月からは、静岡県やお茶にゆかりのある有識者が、茶をめぐる社会経済・歴史文化など幅広い話題について話し合う「静岡茶の世界を考える懇話会」を開催しています。
静岡茶の世界を考える懇話会
開催日 | 報告内容等 | |
第1回 |
2018年2月23日 | (1)「『Japan Tea ブランド』の構築」 ウェイク・フォレスト大学歴史学科 准教授 ロバート ヘリヤ― 氏 (2)「現代中国の文化ルネサンスと文化産業:ライフスタイルとしての茶と仏教」
(3)「日本茶の消費、輸出を促進するための課題」 有限会社ヘリヤ商会 代表取締役 谷本 宏太郎 氏 |
第2回 |
2018年7月16日 |
(1)「農村直輸出会社の蘭字」 蘭字研究家・元常葉学園大学造形学部 教授 井手 暢子 氏 (2)「明治5年における米国代理公使 Charles Shepard の静岡『茶製場』訪問」 明星大学経済学部 非常勤講師 粟倉 大輔 氏 |
第3回 |
2018年9月10日 |
(1)「お茶のマーケティング:どうすれば、茶業は元気になるのか」 静岡県立大学経営情報学部 教授 岩崎 邦彦 氏 (2)「当店の金銭判取帳(1950~1953年)記録等から判る、『内地茶取引』の様子」 成茶加納株式会社 代表取締役 加納 昌彦 氏 |
第4回 | 2019年1月25日 | (1)「なぜ、静岡茶が日本一になったのか ―技術開発と流通集中の戦略―」 静岡産業大学総合研究所 客員研究員 中村 羊一郎 氏 (2) 「日本茶の対米広告史」 日本茶道塾 事務局長 吉野 亜湖 氏 |
第5回 | 2019年6月11日 | (1)「近代における日本の中国茶業調査について」 静岡大学人文社会科学部 教授 戸部 健 氏 (2) 「静岡茶の歴史・現在・将来」 静岡県立大学グローバル地域センター センター長 濱下 武志 氏 |
第6回 | 2019年9月20日 | (1)「日本における茶磨の受容」 元 株式会社伊藤園研究所 沢村 信一 氏 (2) 「世界お茶まつり2019」への参加について <世界お茶まつり2019の概要説明> 静岡県経済産業部お茶振興課 世界緑茶班班長 西川 博 氏 |
第7回 | 2019年11月8日 | (1)「1930年代から1950年代の静岡茶経済におけるクレメント・M・ハキムの役割」 ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院 名誉教授 ウイリアムG.クラレンス=スミス 氏 (2) 「大正・昭和初期の日本国内の茶市場」 ウエイク・フォレスト大学歴史学科 准教授 ロバート ヘリヤー 氏 |
第8回 | 2020年7月31日 | (1)「茶業史に関する映像紹介・解説」 蘭字研究家・元常葉学園大学造形学部 教授 井手 暢子 氏 (2) 再製機械による日本茶輸出の先駆者原崎源作資料集「私の茶業生活」の紹介 富士製茶会社 創業家 原崎 郁夫 氏 |
第9回 | 2020年11月19日 | (1)「幕末・横浜開港直後輸出された日本茶の流れを追って」 麗澤大学国際学部 教授 櫻井 良樹 氏 (2) 「明治期における茶の粗製濫造問題と中山元成の活動」 静岡県立大学グローバル地域センター 特任助教 粟倉 大輔 |
第10回 | 2021年3月12日 | 「ヘリヤ商会・最も歴史ある日本茶輸出業者」 有限会社ヘリヤ商会 代表取締役 谷本 宏太郎 氏 <情報提供> 静岡茶に関する企画展、シンポジウムの紹介 懇話会参加者、オブザーバー |
第11回 | 2021年7月2日 | 「お茶づくり名人紀行から」 静岡産業大学総合研究所 客員研究員 中村 羊一郎 氏 <資料紹介>
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第12回 | 2021年12月24日 | 「戦後75年の茶業。これからどこに行く?!」 静岡県立大学茶学総合研究センター長 中村 順行 氏 <世界お茶まつり2022概要説明> 「世界お茶まつり2022」への参加について 静岡県経済産業部お茶振興課 世界緑茶班班長 石神 京子 氏 |
第9回懇話会
世界お茶まつり2019 国際シンポジウム
世界お茶まつり2019 資料展示
世界お茶まつり2019 資料展示